公務員から民間企業への転職活動〜前半戦〜

公務員から民間企業への転職活動〜前半戦〜

大手転職サイト経由で、エージェント数人に会ってみた。

DODAやWorkportなど、有名どころの転職サイトに登録して、良さそうなスカウトを探しました。

「民間経験のない公務員を採用してくれるような企業があるのか。」
「あるとしたらどのような業種があるのか。」
「どのくらいの待遇になるのか。」
色々情報収集をしようと思い、求人だけ見てもわからないので、とりあえず数人の転職エージェントに会ってみました。

現在の年収が約500万円なので、約400万円程度であれば許容範囲である旨を伝えたところ、どこのエージェントからも「現状維持は難しい。」、「未経験者で約400万円はあるけど…。」と言われてしまいました。

あまり期待はしていなかったのですが、いざ言われてしまうと「やっぱりなー。」と思ってしまい、なんで民間企業に行かなかったのか本当に後悔したところですが、将来のことを考えると今しか年収を下げるのを許容できないと思い、年収が下がることに対して諦めの気持ちはありました。

今下がったとしても、将来的に付加価値をつけて自分で年収をあげれば良いですし、これからは自分の市場価値をいかに高めていくかが社会で生き残っていく鍵だと覚悟を決めました。

 

公務員でも転職可能な業種に絞ってみた。

まともな民間経験のない公務員なんて採用してくれる企業は少ないだろうと思っていました。

ただし、公務員でも受け入れてくれる転職業界がいくつかあるということで、「未経験、年収約400万円以上」の条件を満たしている求人のうち、「コンサルタント」、「不動産業界」、「ベンチャー企業」をいくつか紹介していただきました。

コンサルタント

今、官公庁が必死にIT化を進めていることもあり(今更感がありますが)、官公庁向けのコンサル案件が増えていることから、官公庁に勤務していた経験のある公務員を採用する受け皿が増えているそうです。

コンサルタントは物事を理論的に考えるガチガチのロジカル思考のエリート軍団の集まりというイメージが強いですが、意外と公務員との相性は悪くないみたいです。

というのも、公務員に受かる人は基本的に勉強ができる人なので、ロジカルシンキングはできるし、議会や上長に説明する資料作成能力は高いからです。

実際にコンサルタントへの転職に特化しているエージェントから話を聞いたところ、公務員からコンサルタントに転職したケースでも、受け入れ企業から元公務員に対する評価は結構高いとのことでした。

 

不動産業界

常にどの世代どの業種も未経験者を受け入れており、年収も比較的高く設定されています。

フルコミット制(全部インセンティブによる報酬)ではなく、基本給設定がある不動産会社もあることから、「一発逆転を狙っているのであれば、不動産業界楽しいよ。」ということみたいです(笑)

もちろん転職した1年目の給与水準は厳しいところですが、不動産業界なので一人暮らしなどにはある程度融通を利かせてもらえるし、他業種の未経験者枠と同じような水準と見ても良さそうでした。

ただし、不動産業界で適性がなく実績を上げることができなかったらその次の転職活動が厳しくなることと、一度不動産業界で失敗すると元に戻るのは難しいみたいです。

 

ベンチャー企業

過去にどのような経歴を持っていても、「やる気・熱意があって企業理念とその人の考えが一致していれば大歓迎です!」という企業が多いようです。

実際に公務員からベンチャー企業に転職する人もいるようで、コンサルタントへの転職と同じくらいその数はあるそうです。

ただし、既にある規定通りに仕事をすれば良い公務員とは異なり、ベンチャー企業では何もない混沌としたところから手探りで目の前のことを切り開いていくことが求められるので、公務員の仕事のやり方に慣れてしまっている人にとっては厳しいかもしれません。

 

自力で求人を探して面接を受けてみた。

転職エージェントからのアドバイスは受けつつも、そちらから直接紹介していただいた求人は応募しませんでした(笑)

というのも、同じような職務内容でも、転職サイトでみた求人票の方が条件が良かったので、「大手コンサルタント」、「大手不動産会社」、「ベンチャー企業」を自力で申し込み、数社受けてみました。

大手コンサルタント会社

面接は全部で3回ありました。

コンサル会社の面接というと、「フェルミ推定」などのクイズ系の問題が提示される印象があったので、事前に転職エージェントに聞いてみたところ、「今更そんなことやらないよ!」と言われたので安心していました。

が…、

面接官:「コンサルタント会社の面接ってどんな感じを想定している?」
私:「課題が出題されて、ロジカルに解決策を提示するような面接がありそうだと思っていました。」
面接官:「その通りですね。そうしたらまずこのお題から〜…」

普通にあるんかい!泣

1回目もお題が、2回目もお題が出されました。

面接1回目

1回目の面接では、「暖かいカレーを作る段取りを1時間で提供するフローを示して♡」という課題が。
(本当にこんな感じのノリ)

細かい設定については面接官に質問することが許されたので、
「1時間ってどこからどこまで?」
「カレーは調味料からを想定しているのか?」
などの設定については洗いざらい聞き出すことができました。

ホワイトボードを用いてカレーを作るフローを図示して説明をしたあとは、
「他にこういう切り口あるんじゃない?」とか、
「このように書けば見やすいよね。」とか、講評をいただくことができました。

なるほど〜!と思うことが多々あったので、そこから図示したフローを改善したり、考え方を整理して面接を楽しむことができました。

面接官は仮にコンサル会社に入った場合、直属の上長にあたる階級の人でした。

面接2回目

その日のうちに1回目の面接が通過したか分かったので、時間も余っていたし当日そのまま2回目の面接を受けました。

2回目の面接では、
面接官:「お酒飲む?」
私:「結構飲みますね。」(接待系余裕です!アピールをするつもりだった…)
面接官:「何飲む?」
私:「ビール以外ならなんでも大丈夫ですね。」
面接官:「じゃあ、ビールの年間消費量どのくらいか考えてみて!」
私:(え…そういう系さっきの面接で終わりじゃないの!)

という感じで、またお題が与えられました。

30分ほど時間を与えられましたが、「時間は延長しても全然大丈夫だから、足りなかったら言ってね〜」と優しく対応してくれました。

このお題についても自分がどういう切り口から数字を積み上げていったか説明した上で、講評をいただきました。

「他にこういう考え方のアプローチがあるよね」とか、
「分類方法を変えてみる手もあるよね」とか。

正しい数字を算出したか否かではなく、面接官が納得できるような理論で数字を算出したかが問われていたと思います。

その後少し時間が余ったので、ようやく「なぜ公務員やめたいのか」「なぜコンサルに転職を考えるようになったのか」面接らしい会話をフランクにしました。

面接官は課長クラスの人かな?と思いました。

面接3回目

2回目の面接結果はすぐに分からず、後日メールでご連絡が来ました。

役職を持った人との面接ということで、もうさすがに志望理由とか詰められると思っていたのですが、またお題が…!!!

次は結構本格的な課題で、「傾斜産業であると言われている教育業界(塾)において、売り上げを伸ばす方法を3つ考えた上で、そのうち最適な方法を算出の上、理由を3つ述べよ。」というような課題だった気がします。

30分だったのですが、時間がない!!しかも2回目の面接官と異なり強面な方だったので、久しぶりに緊張していました。

無い頭をフル回転させて分析・考察等をしましたが、なにせ必死すぎて余裕がなかったのでこの時何を答えたのか正直忘れました。(笑)

結果

3回目の面接で落ちましたね。

3回目が最終面接だったみたいで、ちょっと悔しかったです。

敗因はお題に対して面接官が納得いくような答えを導き出せなかったことにあると思います。

手応え微妙だなと感じていたので、落とされたことに対しては「まぁそうなるだろうな」と冷静に受け止めていました。

大手不動産会社

説明会兼選考会と称した面接で、1日で内定を出します!という、現職持ちながら就職活動している身にとってはありがたい選考を受けてきました。

会社説明会

不動産業界ってなんだか怖いイメージがあると思いますが(街中の不動産会社とか怖いし笑)、そんな印象を払拭するような爽やかイケイケ30歳の人による企業説明でした。

個人的に株式買いたいなと思っていた会社で、業績が明らかにうなぎのぼりであったことから、この会社に対する信頼度はかなり高いし、雰囲気も結構体育会系で楽しそうだと思いました。
(公務員が合わない理由って、自分が体育会系気質であることも起因しているかもしれません。)

面接1回目

人事部の管理職レベルの人と面接をしました。

面接というより普通に会話したという感じですね。

たまたま人事担当者が同じ大学の同じ学部卒業だったので(マンモス校卒業です)、それと絡めて「なんで公務員になったのか」、「なんで不動産業界目指したのか」、「どういう仕事がしたいのか」をお話ししました。

同じ大学出身というところで親近感を持っていただいたのか、個人的な連絡先も交換させていただいて、あとで人生相談に乗ってもらったりと色々ご連絡させていただきました。

面接2回目

人事担当者の人と面接した上で、関わりたい仕事等を伝えたところ、「この部署がぴったりだと思う!」と次の面接に進めていただきました。

2回目では配属予定先の係長レベルの人と、
「どういう仕事しているのか」
「やりがいはどこで感じるのか」
「実際給料本当に上がるのか」
「女性でも活躍できるのか」
「昇進スピードはどのくらいか」
などといった、ぶっちゃけた話をしました。

会社としても人を雇うのは結構費用がかかるもので、一度雇用した人はなかなか解雇できないし、適性がないと見られた場合は他の部署に回していただけたりもするそうです。

面接3回目

3回目では、配属予定先の部長が対応してくれましたが、この人も同じ大学卒業でして、そっち方面の話で盛り上がってしまいました(笑)

「君いいねー!採用!」

というノリで内定をいただいたので、「え?本当に?」と疑って信じませんでした。

転職活動を始めて最初にいただいた内定なので、やっと転職先が見つかってホッとしました。

配属予定先も不動産業界では花形の部署であり、扱う仕事もスケールが大きいので(不動産ってそもそもがスケール大きいですが。)、自分の案件が地図に残るって魅力的だなーと思っていました。

ベンチャー企業

平日の夜以降に、説明会兼選考会がありました。

こちらは珍しくエージェント経由で申し込みしまして、私は応募条件を満たしていなかったのですが、なぜか受けさせていただくことができました。

説明会

事業内容や求めている人材像、会社雰囲気などの普通の説明会ですが、びっくりしたのは社長がいらっしゃったことでした。

そこそこの事業規模なんで社長忙しいと思うのに、1時間もかけて今までの会社に対する想いを語ってくれました。

間違いなく良い会社に違いない!と確信しました。
(Vokersの評価がかなり高かったのもあります。)

面接1回目

フランクになんで公務員辞めたいのか〜、なんでうちみたいなベンチャーにきたいのか〜などをお話ししました。

超安定の公務員を飛び出すことに対してとても評価してもらっていることは分かったのですが、直感的にこの会社と雰囲気合わなそうだなと思いました。

したがって、面接受けてしまいましたがのちに辞退させていただくことにして、ベンチャー企業は受け続けることを辞めました。

3社受けた後、超繁忙期を迎えた。

結局1社からしか内定をもらえませんでした。

引き続き、求人を見て選考先を探していましたが、現職が繁忙期のために転職活動に取り組む時間がなくなってしまい、一旦小休止状態になりました。

内定先とは10月入社で話を進ませていたので、時間もまだまだありましたし、繁忙期を乗り越えてからまた転職活動を再開させようと考えていました。

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