マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書

マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書

手に取った理由

外資系企業に転職が決まったため、外資系企業における仕事の進め方や物の考え方が分かればと思い参考までに読んでみました。

「マッキンゼー流」とあったので、超優秀な人が多いマッキンゼーにおける独特なロジカルシンキングのツールが紹介されいるのかと思いました。

転職手続きを進めていても感じたのですが、外資系企業はスピーディーに物事を進める傾向にあります。

人事担当者も、「せっかちな人間が多くて…笑」と言っていましたし、内定を承諾するか否かの返事も3日以内に求められました。

(日系企業は概ね1〜2週間の時間を設けて内定受諾の可否を検討するように言われることが多く、最長1ヶ月ほど待っていただけることもありました。)

そういえば、出向先では外資系企業の役員を勤めていた人と仕事でご一緒しましたが、仕事を進めるスピードが速かったです。(質はさておき笑)

隣の席にいたのに、いつ仕事しているんだろう?と思うくらいいつも暇そうにしていましたね。

 

読了した率直な感想

マッキンゼーで求められる仕事の質については分かったところですが、紹介されているロジカルシンキングのツールは普通の社会人であれば当たり前のことが多く、マッキンゼー独特のフレームワークがゴリゴリ紹介されている訳ではありませんでした。
(マッキンゼーならではの思考法について、少しは紹介されてはおりましたが…)

「入社1年目の教科書」なので、社会人になりたての若者向けに出版された本なのかもしれませんね。

課題解決のための基本的なフレームワークは復習できたのできましたし、有名どころではないマッキンゼー独自の手法もいくつかあったので、メモ程度にとどめておこうと思います。

 

学んだこと

有名どころのフレームワークが紹介されている中、本書独自の思考整理方法でこれは覚えておこうと思ったツールがありました。

「空・雨・傘」

言われれば当たり前だと感じましたが、意識的に捉えたことがなかった気がします。

無意識に考えていた流れを言語化しておくことって大切ですね。

現状(事実)
現状が何を意味するのか(解釈)
その意味から何をするのか(行動)

何事も提案するときには、誰もが上記の思考を踏まえて説明していると思います。

例えば、冷蔵庫にある食材を踏まえて、夕食のメニューを考えるときも、人は無意識に「空・雨・傘」の思考しています。

白米、卵、ベーコン、カニカマ、バター、ケチャップが冷蔵庫にある。
卵は消費期限が短いから、早めに調理しないと腐ってしまう。
①チャーハン作る、②オムライス作る

様々なニュースからも行動を整理することができます。

大手通信キャリアに対して、総務省が通信料金の引き下げを求めている。
大手通信キャリアと契約している人が、格安SIMへ乗り換える動機が少なくなる。
格安SIMを体験するキャンペーンを実施する。

 

So what?(だから何) Why so?(それはなぜ)

物事を深掘りしなさいと言われますが、具体的にどのように深掘りしていくのか行き詰まることがあります。

なぜ?なぜ?と自問自答しても、答えを導くまでに時間がかかる問いがうまれてきます。

闇雲になぜを突き詰めるのではなく、なぜ?とアプローチする方法について視点を変えてみることが考え続けられる鍵になります。

それが、「So what?(だから何) Why so?(それはなぜ)」かと思います。

例えば「現職に不満があるけど、どのような業界に転職したいのか分からない」という問題を設定します。

So what「自分に合う業界を知りたい。」

So what?で導き出した解に対して、次はWhy so?を考えてみます。

Why so「現職が本当に自分に合っていないのか判断したい。」

Why so?で導き出した解に対して、次はSo what?を考えてみます。

ただし、Why so?の裏返しになるような解や、元に戻ってしまう解はダメです。

So what→×「他にぴったりな業界があれば知りたい。」
So what→○「様々な業界に精通したキャリアアドバイザーに相談する。」

またWhy so?を考えます。

Why so「今までのキャリアを整理した上で、転職するか判断する。」

といった具合で、問題解決のために何をすれば良いか具体的な行動策を検討することができます。

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