1年間の勉強スケジュール

1年間の勉強スケジュール

公務員試験勉強は、10月に開始しました。

春スタートか秋スタートか。

私は公務員になると決めたのが遅かったので、勉強を開始したのは秋以降でした。

予備校は、「春(4月)スタート」と、「秋(9月)スタート」の二つのクラスに分かれていることが多いです。

早く受講するに越したことはありませんが、公務員の筆記試験が6月下旬にあることを考えると、秋スタートの方が個人的にはベストだと思っています。
(自分が秋スタートでちょうど良かったと思っているので…。)

春スタートだと丸々1年間も試験勉強しなくてはなりませんし、膨大な科目の知識を覚え続けなければならないので、モチベーションを保つのが難しそうでした。

ただし、予備校に通っている人の7割程度は春スタート組が多いことは事実です。

やはり公務員を目指す人はだいぶ前から意思決定をしているので、準備期間を長く取っている人が多いですね。

私は10月に予備校へ通い始めたので、勉強した通算期間は10月〜5月の約8ヶ月です。

大学受験にもう一度挑戦しているかのようで、この8ヶ月は地獄のようでした…。
(もうこんなに勉強したくない(笑))

「教養科目」と「専門科目」

公務員試験は大きく分けて「教養科目」「専門科目」があります。

さらに、教養科目は、「一般知能」「一般知識」の2つに分かれています。

専門科目は、「法律系」「経済系」「行政系」の3つに分かれています。

基本的に教養科目と専門科目は同時並行で勉強していくことになるので、膨大な知識量を詰め込むにあたってはスケジューリングが非常に重要な鍵となってきます。

普通に高校を卒業して、大学受験を経ている人にとっては、教養科目はいつ勉強しても大丈夫です。

基本的に暗記科目になるので、大学受験で覚えたことを蘇らせるための授業だと思っていただいて構いません。

ただし、私はどちらかと言えば理系よりなので、「世界史」や「日本史」などの文系科目に対してはアレルギー反応を持っていまして、苦手科目については相当苦労しました。

したがって、大学受験中に苦手だった科目は早めに取り組むことをお勧めします。

一方、専門科目は公務員試験の受験生誰もが初めて学習することとなるので、みなさんの前提知識のレベルが同じです。

どこの予備校でもそうですが、専門科目は「法律系」を優先的に学習するようカリキュラムが組まれています。

これは、法律系が少しとっつきにくい科目であり、学習の成果が出るのに時間がかかるため、なるべく早めに範囲を終了させたいという意図があるからです。

「経済系」も文系頭脳の人にとってはかなりとっつきにくい科目なので、「法律系」の範囲が終了するか、途中から同時並行で学習を進めたりすることとなります。

だいたい勉強する科目の分類は、以下の通りです。

 

法律系 憲法
民法
行政法
経済系 ミクロ経済学
マクロ経済学
財政学
行政系 政治学
行政学
社会学
その他 商法
労働法
経営学

一般知識 文章理解(日本語・英語)
数的処理
一般教養 人文科学(地理、日本史、世界史)
自然科学(物理、化学、生物)
社会科学
時事問題


社会事情
国際関係・国際事情
経済事情

恐ろしく多いので、相当の覚悟が必要です。

※一般教養にある社会科学は、その科目自体を単独で勉強する必要はありません。
なぜなら、社会科学を詳細に勉強しているのが「専門科目」だからです。

1周目

基本的に予備校のカリキュラムに沿って勉強していきました。

しかし個人的に結構焦っていたので、同時並行で進められる科目は春コースの授業を先取りして受講していました。
(私の通っていた予備校では許されていました。)

年間を通じて各科目の勉強を開始した時期は、以下の通りです。

各科目の勉強開始時期

10月

専門科目:憲法、民法(物権)

教養科目:数的処理、文章理解

11月

専門科目:民法(債権・総則・相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学

教養科目:人文科学、社会科学

12月

専門科目:行政法、社会学

教養科目:自然科学

1月

専門科目:行政学、政治学、経営学、商法

教養科目:教養論文

2月

専門科目:経済事情、国際関係・国際事情、財政学、労働法、商法

受講中の科目(1周目)の勉強方法

憲法を例にとって説明いたします。

憲法は基本的に、10月から始めると11月中には終わります。

この期間中は、講義内容と同時に問題集を解いていくことになりますが、次の講義があるまで、最低でも3回問題集を復習して解き直します。

受講が終了していない科目は、基本的にこのルーティンを繰り返していました。

最初の頃に受けた内容なんて忘れてしまうので、1周目では忘れてしまっても仕方ないと割り切っていました。

あとで勉強し直した時に、「あ、なんかこんなこと言ってたかも〜」と思い出せれば良いので、がっつり暗記しなくても大丈夫でしたね。

ただし、講義はがっつり集中して聞いていました。

翌日には、学習したことを全て復習したりと、その週に勉強したことはがっつり覚えようと努力はしていました。

講義が終了した科目の勉強(2周目〜)

10月〜12月中に受講開始した科目は、2ヶ月程度で全範囲の学習が終了しました。

ただし、全範囲が終了したからといって完全に理解できるわけではありません。

本当の戦いは、予備校での講座が終わってからでした…。

原則として、講座受講終了後に、テキストを5周するように講師からアドバイスをもらっていましたので、私は素直にアドバイスのままスケジューリングして勉強していました。

ただし、5周だと不安だったので、苦手科目は7周くらい問題集を回しましたね…。

2〜3周目(11月〜1月)

科目の講義が終了した後の2〜3周目は結構時間がかかりました。

大体1ヶ月程度かかると想定してください。

例えば、10月に始めた憲法は11月中に講義が終わります。

講義期間中も授業内容と並行してテキストを進めていきますが、全範囲が終了した時には中間の微妙な内容は結構忘れています。

それを思い出させるために、講義が終了したらすぐに2周目のテキストを復習し、大体2週間くらいで学習が終わるので、忘れないうちに3周目に取り組みます。

主要科目は1月末までに3周目を完了させることが理想です。

もちろん講義の開始時期によっては復習の量が足りない科目もありますが、そうした科目は直前期に詰めることで効果が出るのであまり気にしないで大丈夫です。

4〜5周目(2月〜3月)

復習する科目も膨大になってきて、教養論文や専門論文等の勉強も同時並行で進めなければならなくなり、さらに時事問題や教養科目の暗記も進めなければならないので、4〜5周目も科目あたり1ヶ月以上かかりました。この時期が一番辛かったですね。友人も内定がぼちぼち出始めている頃でしたので。

2月以降は勉強するべき科目数が増えるため、一つの科目に触れている時間は少なくなると思います。

ただし、2周目よりは明らかに知識量が身につくため、取り逃がしてはいけない問題を確実に取れるようになってきます。

問題の解き方にも慣れてくるので、応用問題に挑戦してプラスアルファの得点源を作るイメージです。

全科目について、3月末をめどに5周目を終わらせました。

2〜3月は同時並行して教養論文や専門論文も勉強しなければならなかったので、スケジュールがかなり厳しい時期です。

予備校が空いている9時〜21時まで引きこもって勉強していましたが、食事することを忘れるほど没頭していました。(おかげで体重が30kg台になり、BMIが14となりました。笑)

今覚えばこんなに勉強しなくてもよかったのではないかと思いますが、こんなに勉強したからこそ受かったのかと考えると、なんとも言えません。

6周目(4月)

4月あたりになりますが、苦手分野に特化して問題集を解き直しました。

意外と教養科目がおろそかにされますが、この時期には苦手な「文章理解」、「人文社会」、「政治学・行政学・社会学」あたりを重点的に復習していました。

また、この時期には時事問題対策として予備校の講座が実施され、模試試験が毎週開催されたりと、通常の勉強以外のイベントが多くありました。

これらの復習も行わなければならなかったので、4月はやりたい勉強を絞っていました。

「あれもやりたいこれもやりたいでも全然時間ないどうしよー!!」ってわめいていた時期です。

(予備校の講師や同級生から精神的に支えてもらっていました笑)

7周目(直前期:5月)

直前期である5月に7周目に取り掛かりました。

今までの知識の蓄積を思い出す感覚で解いていました。

したがって、試験前日に確認するべきこととして、この時期に間違えてしまった問題をチェックしていました。

また、時事問題の暗記(白書の数字の暗記とか…。)は重点的に行いました。

予備校で配布されたテキストはあったのですが、その予備校の先生に「うちのテキストはダメだ!!」と言われていたので、オススメされた『速攻の時事』を購入して暗記しました。

この書籍が唯一予備校以外で使用した教材ですね。

著者が試験問題作っているのか!?と思うくらいガッツリ予想があたっていたので、買っておいてよかったと思います。

勉強しすぎたと思う。

試験勉強終わって思いました。勉強しすぎもよくありません(笑)

体重が激減するほど追い込むように勉強したため、免疫力低下によりインフルエンザに2回もかかってしまいましたし、何か勉強していないと精神的に落ち着かないという時期もありました。

私は運よく同じ予備校に地元の同級生がいたため、「誰とも話せない!辛い!」という環境ではなかったのが幸いでして…体力的なダメージは受けましたが(笑)、メンタル的にはダメージを受けずに試験を受けきることができました。

あくまでも参考程度に考えていただきまして、私の真似をするのはあまりオススメではありません(笑)

正直、担当講師から言われた通り5周完了する程度で全然よかったのではないかなと思っています😂

ただ、公務員になって「民法」、「行政法」は使うので、この時期に勉強したことが少しためになっているなぁと思っているのは現状です。

宅建試験でも民法がありますからね。

(裏を返すと、民法と行政法以外何も使えない。笑)

ご質問ありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

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