公務員の試験勉強は、予備校と独学どちらが有利か。

公務員の試験勉強は、予備校と独学どちらが有利か。

合格者のうち、予備校利用者は7割弱、独学受験者は3割強。

同期や先輩後輩に聞いたところ、直感的にこのくらいの割合かなと思いました。

予備校が良いか、独学が良いかは自分の勉強スタイルによります。

独学が適しているタイプ

講義形式で周りに合わせて勉強を進めていくのが苦手で、一人で黙々と勉強することが向いている人は独学が良いと思います。

ただし、公務員を目指す人は意外と金銭的に悩んでいる人が多く、仕方なく独学で勉強していたという話も聞きます。

同僚の中でも、家が経済的に苦しいため、安定している公務員を目指したというかたもぼちぼちいらっしゃいました。

ただし、そうした不利な状況にあって独学で勉強してきた人でも、合格しているのは事実です。

そういう人は、勉強するときは図書館に行って集中するなど、自分が勉強できる場所を確保して自己管理を徹底していたみたいです。

また、予備校を利用しなくても大学の公務員講座を受けていた人もいらっしゃいました。

確かに大学の講座だと大手予備校よりははるかに安いので、大学生は利用するメリットもあるかもしれませんね。

講座の内容が云々より、いかに自分が勉強するかが公務員試験を合格するポイントになってくるので、あまり評判などは気にされない方が良いと思います。

(自分が受講されて明らかにわかりにくい授業でしたら、受けない方が良いと思いますが。自己判断ですね。)

予備校通学が適しているタイプ

家など一人で勉強することができず、周りで勉強している人を見るとやる気がみなぎってくるタイプの人は予備校通学がおすすめです。

私もこのタイプでした。

家にいても勉強ができなかったので、予備校のロッカーに全て参考書等を預けてしまい、予備校以外で勉強できる環境をあえて作りませんでした。

そうすると、気持ちの切り替えができるので、「家ではゆっくり休む」、「予備校ではがっつり勉強する」というメリハリもつき、精神的にも落ち着くのではないかと思います。

メリット比較

メリットとデメリットの比較をしようと思ったのですが、お互いに裏返しなのでそれぞれのメリットを記載します。

私自身が予備校に通学していたので、そこで感じたメリットの方が多くなっていますが、ご容赦ください。

独学のメリット

「予備校より費用負担が少ない」

通学スタイルや各カリキュラムによって異なりますが、一般的に予備校にかかる費用は約20万〜30万円程度です。

Webフォロー制度などのオプションをつけると、この分の料金が追加でかかる場合があります。

これに比べて独学の場合は、テキスト代しかかからないため、予備校代と比較した場合は明らかに安くなります。

カフェで勉強するとコーヒー代などがかかってくると思いますが、独学の人は大抵家か図書館で勉強するのであまり気にする必要はないでしょう。

公務員試験の書籍は、1科目につき「テキスト」と「問題集」を購入する必要があります。

出版社によって異なりますが、だいたい1冊につき1,000円〜2,000円かと思われます。

公務員試験の科目は、専門科目と教養科目があります。

専門科目は、「憲法」、「民法」、「行政法」、「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「政治学」、「社会学」、「行政学」、「財政学」、「経営学」など。

教養科目は、「文章理解」、「数的処理」、「人文社会」、「自然科学」など。

選択する科目にもよりますが、書籍代を1冊約1,500円とすると、「14科目×2冊×約1,500円=約42,000円」が独学に必要な購入書籍代になると思われます。

また、予備校での模試試験は独学でも受験した方が良いと思います。

相場は1回につき約6,000〜約7,000円です。

地方自治体、国家一般職、裁判所事務官、国税専門官とそれぞれ4回は受けた方が良いと思いますので「4回分×約6,000円=約24,000円」模試代としてかかると想定されます。

論文試験対策として添削サービスを受けたい場合は、そちらも費用がかかってくると思われますので、概ね独学にかかる費用は約8万円程度であろうかと思います。

「マイペースに学習できる」

予備校では科目ごとの受講スケジュールが決まっているため、それに合わせて勉強するしかありません。

予備校に通い始めた時期によって、取り掛かる科目が異なってくるため、いきなり難しい科目からの学習が始まる可能性もあります。

しかし、独学の場合は比較的勉強しやすい科目から勉強できたりとスケジュール調整が簡単にできるメリットがあります。

大抵の予備校では「憲法」から学習し始めますが、途中から予備校に入ったりすると難易度が高い「民法」からのスタートになったりします。

自分の得意科目から始めて、法律科目になれたら違う科目を…という形でスケジューリングできるのは最大のメリットですね。

予備校のメリット

「決められたカリキュラムに沿って勉強すれば一通り学習できる」

公務員試験は勉強の範囲が広すぎて、正直どこから手をつけたら良いかわかりません。

しかし、予備校では今までの合格ノウハウをもとに作成されたスケジュールがあるので、それに沿って学習していれば満遍なく勉強できます。

ただし、1コマ3時間の授業であるパターンが多いため、1日でも休むと次の授業がわからなくなる可能性は大いにあります。(民法、経済学は特に。)

予備校によっては振替受講制度もあるので大丈夫かと思いますが、念のため欠席時のフォロー体制を確認しておいてください。

「学習場所を確保できる」

私にとって、最大のメリットだと感じました。

カフェで勉強しようとしても、1日も居座ることはできません。
(私にはそうした度胸はありませんでした…笑)

しょっちゅうカフェに行くと金銭的にも厳しくなりますし。

勉強に集中できる特定の環境があれば、勉強できる場所があるという安心がいつでもあります。

しかも、予備校には生徒へロッカーの貸し出しも行っているため、重い書籍を持ち運びする必要がありません。

年末年始は流石に開いていませんけどね(笑)

「いつでも講師に相談できる」

予備校に通うようになると、いつも顔合わせる人がいるので、コミュ力の高い人は友達を作ったりしています。

ただし、私は勉強に集中したかったので、そうした馴れ合いは好んでいませんでした。

というより、予備校に通い始めた時期が秋以降だったのですでに人間関係が形成されていましたし、友人を作ることより勉強に追いつくことで必死だったため、友達を作るなんて全く考えていませんでした。

一人で勉強している中で、やる気がなくなったり、同級生が内定を獲得して精神的に不安になった時などはありましたが、予備校の担当講師に相談することでなんとか切り抜けてきました。

また、講師と仲良くすることで、勉強の不明点等を聞きに行きやすくなります。

「公務員試験に関する情報を自ら探さなくてもいち早く手に入る」

公務員試験の情報を一人で集めるのは結構大変です。

毎年試験要項を発表する時期は同じですが、いちいち受験する試験のサイトを開いて確認するのは正直面倒くさいです。

しかも申し込み期間中を過ぎてしまったら、勉強した努力が台無しになるので、しっかりと申し込みをすることは非常に重要なことです。

予備校では試験情報等を定期的に講義形式でお知らせしてくれるので、もれなく申し込みができますし、それぞれの試験の傾向等も学ぶことができます。

ネットの情報に振り回されずに、公務員試験に挑めると思います。

 

圧倒的に、予備校推し。

確かに受講料は高いと思いますが、人生がかかっている試験ですし、就職すれば費用は回収できます。

よほど「一人で勉強したい!」と思わない限り、予備校に行った方が無難です。

大学生の場合は、生協と提供していて高い割引率で予備校に通うこともできます。
(私は30万円の受講料が、生協経由で申し込んだところ20万円になりました!)

また、予備校に入ることを迷われているようでしたら、複数の予備校の説明会に参加してみてください。

一度は見学することをオススメします。

にほんブログ村 その他日記ブログ 公務員日記へ

公務員試験カテゴリの最新記事