公務員の適性ある人の特徴 〜公務員を辞めている人は意外といる〜

公務員の適性ある人の特徴 〜公務員を辞めている人は意外といる〜

公務員は一度なったら手に職なので辞める人は少ないと言われています。

確かに統計上少ないのかもしれませんが、個人的には辞めている先輩・同期・後輩が結構多いので、意外と辞める人が多いと感じています。

辞め方は2パターン

辞める人も大きく分けて2パターンに分かれます。良い辞め方と悪い辞め方ということです。

マイナス要因

1パターン目の悪い辞め方としては、「入社して1ヶ月の研修期間中に来なくなった」「仕事が嫌すぎて辞めた」というマイナス要因の事例があります。

公務員は勉強さえできてある程度コミュニケーションが取れれば受かってしまうので、採用してみると性格に問題があったというケースが多々あります。

(面接を増やすか、面接を専門家へ外注すれば良いのにと思いますが。)

したがって、とりあえず勉強して公務員になったけどなんだか合わなさそうで辞めたという同期も見かけました。

毎年一定数はいるそうです。

なので、人事もそれを見越してある程度予想を上回った人数を採用しています。

また、公務員という仕事がつまらなさすぎて辞めたという人も聞きました。

ただし、合わないと直感的に思っても「何が合わないと思ったのか」など自分で突き詰めて問いただす必要があると思うので、すぐに辞めてしまうのはどうかな・・・と思いますが。

ただ、どの企業にもすぐ辞めてしまう人は一定数存在しているので、安定している公務員についても当てはまる事象なのかと考えられます。

プラス要因

2パターン目は良い辞め方ですが、「成長可能性を見出せず他で市場価値を高めたい」「何かしら専門的なスキルを身につけて自由気ままに生きたい」とプラス要因で辞めていく事例です。

公務員はジェネラリストであることが求められますし、同じ仕事を極めるという環境には適していません。

法律が好きなのでその知識を生かせる仕事がしたいという理由で公務員になる人も多いですが、実際に法令に則って色々仕事する機会ってあまりないと感じています。

雑務や内部調整が多いのが現状なので、弁護士や税理士といったような専門的に法律を扱った仕事ができるという訳ではありません。

もちろんそうした法務系の部署がありますが、行けてもジョブローテーションするのでずっと携われるわけでもなく、やりたかった仕事に携われる機会は少ないです。

そうした現状を知った上で、自分のスキルを高めるために転職するという人も見かけました。

どういう人が辞めているのか?

出世コースを歩んでいた同期

公務員で出世するためには、人事課との交友関係を深めて誰がどのタイミングで異動するのか、自分か希望する異動ポストがいつ開くのかなどの情報を把握する必要があります。

したがって、早く出世するためには、ある程度顔が広い人になって、自分とは関係ない上司とも繋がりを持つために、誘われた飲み会に参加するのは絶対だと感じました。

そのような現状に違和感を覚えた優秀な動機は、出世していい部署に異動したのにも関わらず、見切りをつけて転職していました。

また、上昇志向のある人は、組織内部で役職に就きたい意欲はありますが、「大した経験・知識もなく管理職になって良いのか」と考える人が多く、出世すると現場経験がなかなか積めない現状にモヤモヤしている人が多くいます。

公務員になる人はある程度勉強ができるため、士業資格を取るために別の業界に転職したり、医学部に入学するため辞める人もいました。

地元企業に転職するため辞めた先輩

民間企業から公務員になったのに、また民間企業へ転職した先輩がいました。

その先輩は、公務員になる前に勤めたいた民間企業がかなり劣悪な労働環境だったため、「民間=辛い」というイメージを持ってしまい、「公務員=楽」という世間的な認識につられて公務員になったそうです。

確かに公務員でも楽な部署はありますが、ずっとそうした部署にいれるわけではありませんし、若手職員は厳しいところに行かされることも多いです。

辛いのに給料が低い現状を知った先輩は、5年ほど公務員を務めた後、民間企業に転職してしまいました。

一度民間経験があると、公務員であっても比較的転職はしやすいようです。

公務員に適している人の特徴

人事部の人との交流があったので、色々聞いていて薄々気づきました。

私はその特徴に一致していないので、公務員は一生続けることは難しいと判断しました。

公務員に適している人は、「仕事に対する熱意が過剰にあるわけではないが、与えられた目の前の仕事に対してそこそこ普通に取り組むことができる人」であると思います。

良く言うと、自分の希望など関係なしに、そつなく何でもこなせてしまう人。

ジョブローテーションが頻繁にあるので新しく習得することが多いが、そうした一から物事を覚えることに抵抗がないことです。

そこで身につけたことが将来的にどの分野で活かせるのか全くわからないし、行かせないことの方が多いですが、とりあえず目の前の仕事に対して何でも熱心に取り組める人は公務員に向いていると思います。

悪く言うと、自分がやりたい仕事はこれだ!と断定できない人で、とりあえず仕事に就いていればいいや、ある程度の稼ぎがあればいいや、と言う人が公務員に向いています。

正直に言いますと、労働意欲が高い人ほど公務員は辛い仕事です。

意欲や成果に見合った報酬は得られませんし、年功序列の世界なので自分より給料が倍近くある人の方が仕事ができないと言うことは少なくありません。

したがって、能力がある人はさらに高みを望んで外資系に転職して年収アップさせたり、自己啓発で資格を取得して市場価値を高めています。

公務員からの転職で待遇が良くなるのは、外資系企業やコンサル会社が多いので、そうした業界に行く人が多いですね。

自分の人生において、何に重点をおくか。

自分の職業を決めるにあたり個人的に感じたこととしては、「自分が人生において何に重きをおくか」だと考えられます。

仕事なんて適当にこなしていてある程度の給料と福利厚生があればいいや、と言う人にとっては、公務員は最高の職種であると言えます。

民間企業に転職して感じましたが、公務員の休暇制度は本当に素晴らしいほど充実しています。

プライベートを充実させないとやってられない、と言う意味もあるのかもしれません(笑)

自分で何かを切り開いていくと言う強い正義感を持っている人ではなく、普通に仕事をしてある程度の平均的な生活を過ごすことができるのであればいいやと思っている人が公務員に適してると感じています。

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